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2009年7月 4日 (土)

上方の商魂

 まずはこれ、なにかわかりますか?

 Mb58
 

 実はこれ、大阪マルビルコンピュートサイン――すなわち、大阪マルビル屋上部にかつて存在した電光掲示板――を形成していた膨大な数の電球のうちの一つです。
 電光文字がまだぐるぐる回っていたころ、たまたま酒場で隣同士になったデンキ屋さんが「あした、マルビルの掲示板やりに(点検に)行くねん」言いよる。切れた電球を交換したりもするらしい。「ほな、取り替えた古い電球、みやげにおくなはれ」ゆうてみたら、ホンマにもってきてくれよった。
 その後、周囲に高層ビルが何本も生え、それまではどこからでも見えていたあの掲示板が隠され、見づらくなってきた。で、廃止に。

 ところで、掲示板が廃止されたときに、使用済みの電球(つまりこれと同じもの)が限定50コ売り出されたそうです。ほとんど廃品とゆうてエエもんを、プレゼントではなく、売り出しよった。限定にしたとこがミソですな。
 それにしても、大阪やなァ、しっかりしとるやないか……と思わされたことですワ(笑)。
 でもまァ、このくらいはたいしたことないのかもしれません。
 かつて西成の暴動の際、みんなが投石してるなかを、「石、要らんか~、1コ10円やで~」ゆうて売り歩いてたオバチャンがおったそうですから。

 恐るべし、上方の商魂。
 

 SONY α350
 TOKINA AT-X AF100mm F2.8 MACRO
 


【シャコンヌ狂時代】 ハルトムート・シル Hartmut Schill ( Sa )( 2007 )   西江辰郎のBWV1001  Tatsuro Nishie ( & )( 1993 )


 

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2009年2月10日 (火)

知恩院 二

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 御影堂(みえいどう。国宝)。はるか頭上の軒裏に傘がのぞいている。有名な〝忘れ傘〟である。名工・左甚五郎が置いていったという説がある。

 当時、もう一人、甚五郎に劣らぬ名工がいた。そこで、腕前勝負というわけで、ネズミを彫ることになった。判定を下すのはネコ。ネコが選んだネズミの作者を勝ちとするのである。
 二体のネズミが彫りあがった。ネコの眼前に、ならべてみる。
 両者とも甲乙つけがたい出来栄え。しかし、ネコはあっさり甚五郎のネズミにかじりついたという。
 

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 若き女性二人が京都……絵になりますな。

 
 余談ながら、知恩院のそばには、人気の一澤帆布&信三郎帆布がある。
 私は分裂前のカバンを愛用している。
 買ったのは20年ばかり前、行列など無縁のころの話だ。まだ、木造の小さな鞄屋さんで、歴史を感じさせる、すばらしい雰囲気の店構えだった。店内に足を踏み入れると、競走馬のゼッケンが飾ってあったのを記憶している。アルバイトの店員さんもいなかった。
 分裂騒動を経て、今に至っているが、私にはどうしても、元祖のほうが一澤らしく思えてならない。人気は信三郎帆布がリードしているようであるが。
 旧一澤のスタッフがそっくり移動しただけである信三郎帆布のほうこそ、昔の一澤帆布の鞄を作っているといえそうであるものの、〝一澤〟らしからぬ、カラフルなデザインの商品も出していたりして、どうにも違和感をぬぐえぬ。
 商標も魅力的に見えない。なぜあんな安っぽいタグにしたのだろう……。「布」と「包」を組み合わせて「かばん」と読ませる知恵も、今ひとつキマッていないように、私には、思える。

Ichizawa


※実は、上述の甚五郎エピソードには続きがありまして――。

 ネコはためらうことなく甚五郎作品を選んだ。
 さすがは左甚五郎! と言いたいところであるが、調べてみたところ、甚五郎のネズミは鰹節でできていたとか(笑)――落語『竹の水仙』における笑福亭鶴光師のマクラより。

 

 SONY α350
 SONY 135mm F2.8[T4.5] STF (SAL135F28)
 MINOLTA AF24-85mm F3.5-4.5(※鞄の写真)

 

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2009年1月24日 (土)

小樽 4 - その30

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Kitaichi01580
 

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 あとで聞いたところでは、店内撮影禁止という話も。
 なにも言われなかったが……。
 今回もグラスを買った。それで掲載を許してもらいましょう。
 

 SONY α350
 SONY α50mm F1.4(SAL50F14)
 place: とりあえず〝某所〟としておきます……まァ、わかりますわね(笑)

 

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2008年10月21日 (火)

Kao5702

 毎度お世話になっております。
 〝愛用〟とはまだ言いたくない老眼鏡を、こちらはまちがいなく愛用しているボディ・バッグのうえに載っけてみたところ、自分の顔とそっくりではないか。どうやら、カバンも長いこと使っていると持ち主に似るようである。

 このまま置いておいたら、配偶者がやってきた。
 奴サンは目が悪い。だしぬけに、「あんた、起きなはれ」とこのバッグにピンタを食らわした。メガネが吹っ飛び、バッグが転がった。
「あっ、ニセモンや!」
 叫ぶや、すこし離れたところでほんとうに寝転がっていた私に気づいてこちらを振り向き、「あんたがよだれを垂らして寝とるんかと思たがな」と笑ったのであった……。

 ――と、自虐ネタ&創作も一興かと遊びつつ、顔について。

 男の顔は履歴書、女の顔は請求書……なんて言葉がある。
 ならば、政治家や官僚の顔は領収書でしょうかネ。
 ちかぢか、総選挙があるとかないとか。
 投票へはかならず行きましょう。
 その一票が、とんでもない大仕事をやらかさないともかぎらない。
 石ころ一つで列車が脱線することもある、ということだ。

 ところで。
 男は顔じゃありません。ハートですよ、ハート!


 SONY α350
 SONY α50mm F1.4(SAL50F14)

  

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2008年9月19日 (金)

my camera

Img_1227_2

 α350に、届いたばかりの50mmF1.4(SONY SAL50F14)を装着す。
 外は雨。
 そこで一句。

   雨宿り 撮すを撮し うれしがり


 CANON Power Shot A530にて撮影

 

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2008年9月16日 (火)

らうがんきやう

Megane02


 目も「うとなった」し、耳も遠なったが、まだまだ……と落語の『看板の一(ぴん)』の一節を思い出しつつ眼鏡屋へ。

 実はのう、ワシもとうとう老眼鏡のお世話になることになったのじゃ。
 耳はまだまだ達者と思われる(or 思いたい)が、目がアカン。視力は1.2~1.5も、近くのものがボヤケよるのじゃ。たとえば、競馬場に行ったとするじゃろ。オッズ掲示板はよう見えるのじゃが、手元の競馬新聞が読みづらいというワケじゃ。
 とくに困るのは、たまにやらかす釣りのときでのう。ラインをしかるべきリングへ通したり、結んだりするのがムズカシクなってきたのじゃ。コチャコチャやっとるあいだに、イワナもヤマメも逃げてしまいよる。ドタマにくるのじゃ。そうなると、川に石をホリコミたくなるのじゃ。服のまま飛びこんで、手づかみにしたくなるのじゃ。

 幼少のころから目だけはよく、メガネというものにあこがれていた。こういうかたちで〝念願〟が叶うとは。よろこんでいいのか、悪いのか。
 眼鏡屋なんて、めったに寄りつかない場所である。過去を振り返ってみても、サングラスを買ったときくらいであるから、数度くらいしか足を踏み入れたことがない。
 それにしても、いろんなデザインのメガネがあるものだ。感心&感動しながら、「記念に」と撮った。

 そしてウチに帰り、「よー見えよるがな……」と、また感心、また感動。


Megane570


 SONY α350
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
 place: 近所の某メガネ店

 

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2008年7月31日 (木)

zippo 50th

Zippo193202570

 40歳になったころ、咽頭炎にかかった。それをきっかけにタバコを吸わなくなった。やめたわけではない。年に4箱ばかり灰にする。
 フィールドに出る。焚火をやる。ウィスキーがある。そうなるとタバコもないといけない。

 この50周年記念ジッポは、私が人間20周年のときに買った。堂々と吸えるようになった記念として買ったのだった。1982年だった。すなわちジッポ社設立は1932年であり、私がまちがって出てきたのは1962年ということになる。
 20年間ガンガン使いつづけた。そもそも、コレクションとして神棚に納められているならともかく、あちこち携行、常用されているジッポが20年以上、〝天敵〟である紛失から逃れつづけていること自体、奇跡的と言っていいのではないか。持ち主としても、ちょっと誇らしいところである。もちろん、今まで大ピンチに何度かおちいったが、その都度探しまくっては、なんとかクリアしてきた。
 現在、これと同じものの、程度のいいやつにはプレミアムがついているようだ。
 私のは酷使しているので、キズだらけだし、ヒンジはゆるんでいるし、すべての角には打ちつけたあとがあり、ごらんのとおり、最近はめっきり使用頻度が下がったこともあって、サビのようなものが浮いている。裏には自分の手でイニシャルを彫ってある。
 コレクターからすれば無価値だろう。しかし、私にとって、これほどステキなジッポはない。
 これぞまさに、〝ボクの宝物〟であります。

 ちなみに横の鉛筆はさらに古く、中学のときに、なにかのお礼で友だちからもらった1ダースのなかの一本だ。グレードの高い品で、もったいなくて使いしぶっているうち、安価なシャープペンシルが出まわりはじめ、鉛筆そのものを使わなくなってしまった。まだ数本が未使用のままである。もう使うことはないが、もちろん破棄することもない。


 SONY α350
 TOKINA AT-X AF 100mm F2.8 MACRO

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2008年7月30日 (水)

bar spoon

Barspoon1


 SONY α350
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
 place: doguyasuji, osaka

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