上方の商魂
まずはこれ、なにかわかりますか?
実はこれ、大阪マルビルコンピュートサイン――すなわち、大阪マルビル屋上部にかつて存在した電光掲示板――を形成していた膨大な数の電球のうちの一つです。
電光文字がまだぐるぐる回っていたころ、たまたま酒場で隣同士になったデンキ屋さんが「あした、マルビルの掲示板やりに(点検に)行くねん」言いよる。切れた電球を交換したりもするらしい。「ほな、取り替えた古い電球、みやげにおくなはれ」ゆうてみたら、ホンマにもってきてくれよった。
その後、周囲に高層ビルが何本も生え、それまではどこからでも見えていたあの掲示板が隠され、見づらくなってきた。で、廃止に。
ところで、掲示板が廃止されたときに、使用済みの電球(つまりこれと同じもの)が限定50コ売り出されたそうです。ほとんど廃品とゆうてエエもんを、プレゼントではなく、売り出しよった。限定にしたとこがミソですな。
それにしても、大阪やなァ、しっかりしとるやないか……と思わされたことですワ(笑)。
でもまァ、このくらいはたいしたことないのかもしれません。
かつて西成の暴動の際、みんなが投石してるなかを、「石、要らんか~、1コ10円やで~」ゆうて売り歩いてたオバチャンがおったそうですから。
恐るべし、上方の商魂。
SONY α350
TOKINA AT-X AF100mm F2.8 MACRO
【シャコンヌ狂時代】 ハルトムート・シル Hartmut Schill ( Sa )( 2007 ) 西江辰郎のBWV1001 Tatsuro Nishie ( & )( 1993 )
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