2009年10月13日 (火)

秋刀魚で秋鹿(大阪府)

Hiyaoroshi5
 

Akishikahiya20095
 

 体育の日、能勢方面へ軽くツーリング。
 超地元『秋鹿(あきしか)』のひやおろしを買った。というより、これを手に入れるのもツーリングの動機の一つだったわけだが。
 先だって、宮城の『浦霞』で愉快なひとときをすごせた。今宵は地元の酒で、というワケである。
 『秋鹿』は、私がもっともひいきにしている銘柄だ。

 肴はサンマ焼。
 サンマは秋刀魚と書く。そこに秋鹿と秋限定のひやおろしであるから、酒に酔い、季節に酔うことができる。
 サンマは今、1尾100円程度。

 ところで――。
 サンマを食らう場合、大根おろしをてんこ盛り添えないと満足できない。
 酒場やめし屋でサンマをたのむと、その大根おろしが、ちょびっとしかついてこない。ヒジョーに不満である。
 また、サンマのそばに大根おろしのミニ山をお灸のように盛りつけるのが、全国共通の型となっているようだ。しかるに、あの形式だとおろしから水分が流出し、せっかくパリッとなっている皮をフニャフニャにしてしまう。到底許せるものではない。
 私は、大根おろしは茶碗一杯用意、さらに、サンマの皿とは別にならべるのを流儀としている。
 

 SONY α350
 TOKINA AT-X AF100mm F2.8 MACRO
 ●『秋鹿』純米吟醸ひやおろし (大阪府)

 

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2009年10月10日 (土)

浦霞(宮城県)でみちのくへ翔ぶ

Urakasumihiya5

 秋だからひやおろしか、ひやおろしだから秋か。
 ことによると、今が一年でもっとも酒のうまいときかも?

 なんでもいいから一本……と思いながら酒店へ。
 なつかしさもあって『浦霞(うらかすみ)』((株)佐浦――宮城県塩竃市)を選ぶ。
 『浦霞』は学生のころ、友人にすすめられて憶えた銘柄だ。
 ほろほろしつつ、二十年ちかく前に訪れたはずの塩竃の街を思い出そうとするが思い出せず。で、想いは同じ宮城の気仙沼、果てはカマつながりで岩手の釜石などへ飛んでいった。

 気仙沼の『いろり』という、ヘンコツ親父がやってる居酒屋がおもしろかった。ここは物書きを名乗っていたころ、『小説新潮』の取材で訪れた。
 ちょうど戻りガツオの時季だった。
 「これがフントのモドリだ!」
 超大盛りのカツオの造りだった。

 マッチになにやら書いてある。
 「大将、これなんちゅう意味ですか?」
 「書いてあるとおりだ!」

 「また来ますワ」
 「もう来んでいいぞ!」

 おみやげにサンマのしょうが煮をもらった。これまた大盛り(笑)

Kesennumairori12 Kesennumairori22
 今宵も酒がうまい。健康な身体で働いていれば――が標準語訳……と店主より教わった。


 また、釜石の街なかにあった呑兵衛横丁を思い出していた。
 一杯飲み屋の看板がひしめきあっているのが壮観だった。小生、オートバイなので見学しただけだったけど。

1991kamaishi50_2
 1991年08月02日 岩手県釜石市 ペンタックスのコンパクトカメラで撮影

 等々。

 一本(四合瓶)呑みきって翌日爽快。
 
   酔うてカラ瓶と寝ていたよ―― fefefe
 

 SONY α350
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
 ●『浦霞』特別純米酒ひやおろし (宮城県)
 
 ※上掲句のネタ元はもちろん、山頭火の『酔ふてこほろぎと寝てゐたよ』です。

 

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2009年8月29日 (土)

千曲錦(長野県) - おかんの土産酒

Chikumanishiki
 

 このお盆に、行きつけの酒場のおかんが、避暑先の信州からメールを寄こし、よっぽど機嫌がよかったのか、「なんぞ酒でも買うて帰ったろか」と言ってくれるので、ちょっとややこしそうなやつをたのんでみたら、それは見つからなかった。「ほなマ、適当に選ぶで」と言うから、「純米酒にしてくれ。吟醸は要らん」といただく立場でありながら注文をつけ、待っていたところ、これ(↑ちくまにしき)をさげて帰ってきた。

 冷たくして呑んだ。
 これがまた口当たりよく、いわゆるウマ口の酒であって、あり合わせの菜を肴にやりはじめると、なんや知らん間に呑んでしまっている。
 味すらも覚えていないが、エエチョーシになっていたのはまちがいなく、「酒のほうから」勝手に入ってきよる具合であった。

 やっぱり日本酒はよい。
 こいつを呑みながら、自分の記憶のなかの信州を思い浮かべてみれば、いっそうウマく感じたことである。
 

 SONY α350
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
 ※グラスは北海道小樽の《北一硝子》製。

 

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2009年8月 8日 (土)

ビアガーデンよ、さようなら

 毎度の気の置けぬオッサンキャンプメンバーで梅田の某ビアガーデンへ突撃。
 実はココ、時効だろうから書くが、高校生時代の夏、よく飲みに来ていたところである。友人がバイトしていたのだ。いろいろと愉しいことがあった。詳細は省略す。
 

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 ↑前回の大野山キャンプをブッチしたNG氏が復帰。背後を見ると空いているようにみえるが、これは閉店間際ゆえ。この日、超満員。われわれも予約のうえ、乗りこんでいた。
 

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 ↑長々と呑みつづけるタイプ、馬でいえば典型的ステイヤーのSN氏。時間の限られた電撃戦は苦手のようだ。
 

Bgytt6
 ↑黒ビール派。YT氏。
 

Bgnsy6 
 ↑それなりに盛りあがるが……。
 

 ビアガーデンも様変わりした。
 飲み放題・食い放題。ビールはジョッキをもってもらいにゆく。料理は積んである皿を手にして好きなのを取るバイキング形式。

 アカン。
 お代わりのたびに席を立つことになり、会話は途切れる。せわしない。
 やっぱり、手のでかいニーサンがジョッキを6つも8つもつかんで、泡をこぼしながらそのへんを行ったり来たりしてくれんと……。
「たのむで」のひとことでビールがサッと運ばれてこんと……。
 私は酒場で働いた経験があるけれど、なれてくると10件くらいの注文は一発で頭に入るものである。
 ほどなく、(たとえば今回は4人だから)4つのジョッキがドンとテーブルに届くときの小気味よさがほしい。

 全員不完全燃焼!

 料理もたいしたことない。そのせいか、各テーブルには盛大なる食べ残し。美しい光景ではない。
 もうビアガーデンはやめた。
 やっぱり、焚火でエンエンとグイグイ――がよろしいワ。
 

 SONY α350
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
 place: 大阪梅田

 

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2009年7月 7日 (火)

Yさんとの思い出 - パット・メセニー 『トラヴェルズ』

 

Pattravels3

 

 ふと、どこかへ行きたくなる――。
 そんなときに浮上してくるのがこのアルバムだ。
 逆に、これを聴くとどこかへ行きたくなる、というものでもある。


 酒場でバイトしていた学生時代、店の客で顔なじみだった大阪大学の大学院生Yさんに連れられて、千里山(関西大学近く)の《華》という居酒屋へ行った。
 私は関西学院大の学生で、Yさんは阪大である。それがなぜか関西大エリアの居酒屋だった。バイト先からは、かなり距離があった。
 そこで、Yさんの後輩Oくんが合流した。大阪外大を中退して就職活動中という男で、その酒場からそれほど遠くないところに住んでいた。私は、Oくんとは初対面だった。
 3人で、そのころはマイナーだった芋焼酎をガンガン呑み、Oくんの部屋で続きをやろうとなった。
 Oくんの住まいであるマンションのバルコニーは、『さつま白波』の空瓶で埋めつくされていた。50本くらいはあったのではなかったろうか。

 前置きが長引いた。
 その部屋でOくんが流していたBGMがこの『トラヴェルズ』だった。

 朝まで呑んだのはまちがいないが、どうやって帰ったのかは憶えていない。
 それでもこのディスクのことを思い出したのは、自分の学生手帳に、乱雑な文字でアルバムのタイトルが書かれてあるのをあとで発見したからである。
 それを記したことも記憶になかった。だが、気に入ったという印象だけは、かろうじて残っていた。
 私はCDを買うことにした。関学の生協で購入したはずである。


 Yさんは、その後英米へ留学したらしい。だいぶ経ってから、テレビに出ているのを偶然観た。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)で働いておられた。カブール事務所の所長をされているか、あるいはやめられた直後ではなかったか。911後、にわかにアフガニスタンが緊張しはじめたころで、それについて語っていらした。
 私はつい笑ってしまった。Yさんはやや酒乱の傾向があった。それがすまし顔で、深刻な問題について淡々と解説していたからだった。

 Yさんの引っ越しを手伝ったことがある。私のほかに、何人か友人らがかり出されていた。男一人分とはいえ、書物の量がハンパではなかった。その夜もやっぱりあの《華》へ行った。
 またある日の夜遅く、店にYさんが来て、今からウチで呑むから来い、と言う。私はバイトが終わってから、Yさんのアパートへ行った。
 宴会が始まっていた。阪大の学生が5、6人おり、みなおとなしく呑んでいた。すると、酔ったYさんが突然、腹を立てはじめた。「おまえら、暗いんじゃ!」、そう言って一人の学生をげんこつで殴ったりした。
 私は阪大とは無縁で、いわば彼らの輪の外から来た人間だった。おもろいとは思ったが、このまま傍観するわけにもいかない。
 だれも止めそうにないので、私がYさんを羽交い締めにして抑えた。するとYさんがまた怒った。私にではない。むしろ、私はほめられた。「身体をはって止めるんはこいつだけや! おまえら根性ないんや!」と学生らに向かってわめきちらした。たしかに、我関せず、といった感じの連中だった。
 卒業したら(※そのころは卒業するつもりでいた)記者になるつもりだ、と言うと、これくらい読んでおけ、と言って、林達夫や、宮武外骨の本をくれたりした。
 ロバート・B・パーカーの『愛と名誉のために』をすすめられたりもした。主人公が、酒に酔ってベロベロになるシーンがある。私はカウンターでYさんが『火宅の人』(壇一雄著)を読んでおられたのを記憶している。のんべとはそういうものなのだろうと今、思う。

 そんなことを思い出すと、やたらなつかしくなって、なんとか連絡をとりたいと思い、あちこち電話してみたが、自分がどこの馬の骨やらわからぬせいか、埒が明かない。そこで、世話になっていた新潮社の編集者に、UNHCRへ電話を入れてもらった。新潮社の看板なら、という計算があった。
 しかし、「Yさんがどこにいるのか事務所でもわからない」とひどく合点のゆかぬ回答で、埒が明かぬことに変わりはなかった。
 後日、朝日新聞(関東版)の「ひと」欄にYさんが出たのを知った。朝日新聞社に電話し、あれこれと事情を話して、Yさんのメールアドレスを教えてもらった。今ほどには、個人情報の管理にうるさくなかったようである。
 私はメールを送ってみた。しかし、返事はかえってこなかった。

 その後しばらくたってからだったか、『カブール・ノート』というYさんの本が出て、評判になっていた。版元の幻冬舎の人間とは名刺交換程度ならやっていたが、それだけで「たのむワ」とは言いづらく、『カブール・ノート』についても、そのうち手にしようと思いつつ、そのままになってしまった。


 いろんなひとと遇った。
 忘れてしまった出会いもあるだろう。
 Yさんのことを忘れられないのは、芋焼酎の魅力を教えてくれた人だからである。当時は、イモ愛飲派はごく少数で、芋焼酎自体を置いていない店も多かった。
 それを勧められて、呑むようになった。
 あれから20年が経つ。
 ネットで検索してみたら、Yさんは現在、国連の関係機関の職員をされているようだ。
 もはや、連絡をとろうとは思わない。お元気であればそれでいい。


 『トラヴェルズ』のことをさらりと書くつもりが、豪快に脱線した。
 人生はトラヴェルズ――。
 人と出会い、音楽と出会う。
 あの日、あの人と出会わなければ、この曲とも出会っていなかった――そんなことがあるものだ。

 ひさしぶりにこのアルバムを聴きながら、焼酎あおってみますかネ。
 そしてオレは、やっぱりどこかへ行きたくなるんだろうナ。


 ◆トラヴェルズ / パット・メセニー・グループ・ライヴ (ECM J58J 20083/4 CD-JAPAN)

 

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2009年7月 1日 (水)

まぼろしの酩酊盤

Aho01sq

 昼間っから呑み、どうやって帰ったのか……。
 翌日、カメラをチェックすると上の画像が飛び出してきた。
 どうやら、クルマのミラーを写したものらしい。
 そういえば、撮ったような気もする。
 どうしょうもない。
 

 SONY α350
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
 place: ?

 ※『酔って候』……詞 / 曲 柳ジョージ 歌 / 柳ジョージ&レイニーウッド

 

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2009年6月27日 (土)

主は酒なり - 銘酒蔵 《昌佳》

Shoka58
 

 高校時代からのツレのお店。
 長いこと不義理してました。1年か2年か……。とにかくひさしぶり。
 わが身中に巣くうグータラの虫をたたきつぶしてようやく訪問す。

 見たことも聞いたことも、もちろんさわったこともない酒ズラリ。
 まさに、主(しゅ)は酒(しゅ)といった趣きだ。

 オール店主任せ。日本酒メインにあれ呑み、これ呑み……。
 メモとらず、写真撮らず。わずかに一枚が↓の焼酎。
 

Shokabk58
 『紅金時』 (鳥取・吉見酒造)

 鳥取のイモ焼酎。これがなかなか。
 酒蔵は本来清酒メーカー。原料のさつまいも(金時芋)のみならず、米麹にもこだわった。
 濃厚、芳醇、馥郁の香り満開。ホコホコのコロコロ。
 ヴィンテージ仕様のラベルにも味がありますナ。


 どうも、ごっつぉさん。
 酔イマシタ……。
 

 SONY α350
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
 place: 銘酒蔵《昌佳(しょうか)》 (※吹田市広芝町。地下鉄御堂筋線「江坂」駅下車南東方向徒歩3分)

 

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2009年5月13日 (水)

京北町にて

 いつのころからか、春になると訪れる。GWに訪れる。春でなくても訪れる。GWでなくても訪れる。すなわち年に何度か訪れる。
 このGWには、よくわからぬめぐりあわせで2度、訪れた。

 京北町――。
 今は周辺の町と合併し、南丹市の一部となった。
 山河がつねにそこにあり、田舎の風景と空気をふんだんに愉しむことができる。
 酒蔵もある。

 道端にはおびただしいタンポポが咲いている。ときにスミレも見かける。最近は、チューリップが目立つ。とくに違和感はない。れんげ畑も減少傾向にあるものの、今回はあらたなポイントを発見した。
 

Dl09keihoku0158
 ↑タンポポが咲き乱れる草地でホカ弁食った。このあたりのタンポポは国産が多数を占める。小さなハチがもぐりこんでいた。
 

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 ↑Aランクのれんげ畑。やや右下にモンキチョウ。フェンスで囲んであり、間近で観賞できないのが残念だ。養蜂用だろうか。望遠で撮った。
 

Cmv09keihoku0158
 ↑上の畑の横を通るアスファルトにレンゲ。飛ばされたか、こぼれ落ちたかした種子が根を張ったらしい。手前はスミレ。
 

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 ↑スミレを主役にしてみた。ハムシが乗っかっている。
 

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 ↑ホイール越しに撮る。

 

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 ↑地酒をやりながら、思い出す風景がある。

 
 
 写真は京北の酒蔵、羽田酒造の『初日の出』〝丹波のめぐみ〟。なかなかいい酒です。
 

 SONY α350
 SONY 135mm F2.8[T4.5] STF (SAL135F28)
 TOKINA AT-X AF100mm F2.8 MACRO
 TOKINA AT-X Pro AF80-200mm F2.8

  

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2009年5月10日 (日)

麦畑

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  風が渡る。
  麦畑がWAVEする。
 

 SONY α350
 TOKINA AT-X AF100mm F2.8 MACRO
 SONY 135mm F2.8[T4.5] STF (SAL135F28)
 place: 京都府亀岡市

 

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2009年5月 9日 (土)

京都亀岡の酒

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 亀岡の酒蔵、大石酒造の前を偶然通りかかった。銘柄は『翁鶴(オキナツル)』。
 運転中は当然呑めぬ。それだけに、帰宅後、地酒をイッパイやる愉しさには格別なものがある。したがって、酒蔵の前を素通りするのはむずかしい。

 選んだのは『翁鶴』〝丹波の地酒〟。店頭では甘口表示も、実際口にしてみると、そんな印象は薄い。常温でいただいたが、ちょっと冷たくしたほうがさらによさそうか。
 

 SONY α350
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
 place: kameoka, kyoto



 【やぶにらみ映画評】 『原子怪獣現わる』(1953) 『ゴジラ』(1954)

 

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2009年3月14日 (土)

山賊の唄

Lus
 

 『山賊の唄』  詞 / 田島 弘  曲 / 小島祐嘉

  雨が降れば 小川ができ
  風が吹けば 山ができる
  ヤッホー ヤッホホホ さびしいところ
  ヤッホー ヤッホホホ さびしいところ
 
  夜になれば 空には星
  月が出れば おいらの世界
  ヤッホー ヤッホホホ みんなを呼べ
  ヤッホー ヤッホホホ みんなを呼べ


 いたるところで梅が満開だ。散りはじめているところもある。
 河原などでは、すでに菜の花の黄色が揺れていたりする。夜はまだまだ冷えそうだが、そろそろフィールドへ出たいという欲求がたぎりはじめた。

 キャンプで聴く唄は莫大な数になる。しかし、口ずさむ唄はそれほど多くない。『山賊の唄』(『山賊の歌』『山賊のうた』『山ぞくのうた』)はそうした唄の一つだ。
 5番くらいまであると聞くが、憶えているのは上記2番まで。
 音楽の私的100選に入る愛惜唱歌。

 今は、自然が造りあげた山河を人間がゼニのためにくずしてまわっている。
 以下は『山賊の唄』、まぼろしの6番といわれているものである。皮肉な内容が役人の気に障り、圧力によって発禁となったというウワサであるが、定かではない。

  川があれば ダムを造り
  山があれば でっかいトンネル
  ヤッホー ヤッホホホ おいしいところ
  ヤッホー ヤッホホホ おいしいところ


【参考】
 山本さんという方がお作りになった『山賊の唄』である。 →
 石川さゆりの鼻歌……というのもあった。02:33付近で聴ける。正式に録音してくれないものだろうか。ちょっと可憐すぎるか(笑)。「さびしい」を「たのしい」とうたっている。替えたのか、間違ったのか、わからないが、これはマズイでしょう。唄の雰囲気がこわれてしまう。鼻歌に文句つけてもしょうがないとはいえ……。
 

 CANON Power Shot A530
 place: 北海道美瑛町白金野営場
 date: 2006/09
 


 【シャコンヌ狂時代】 久保陽子 玉井菜採
 

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2009年3月 4日 (水)

大阪近郊区間大回り

 名は「鉄」も、鉄道趣味の傾向はゼロである。が、列車に揺られて車窓をながめるのは好きだ。
 私に限らず、そういう人は多いだろう。
 それを6時間半、120円で愉しめるのだから、これはうまい話である。(※もちろん遵守すべきルールがあります。詳細略。↑のタイトルで検索すれば、おおぜいの、それも詳しいひとが懇切丁寧に解説してくれるでありましょう。)
 とりあえず、ルートを記しておくと、

 大阪駅(10:15発 ※09:15発でも可。大阪帰着が単純に1時間早まるだけ)→近江塩津→(※1米原)→草津→柘植(つげ)→加茂→(※2奈良)→天王寺(環状線外回り)→〈そのままで〉西九条→福島駅着 or→〈内回りに乗り替えて〉天満駅着
 あとは徒歩で大阪までブラブラ。
 ※1 米原で10分停車。ホームに立ち食いがあり、その気になれば食える。※2 土日は乗り換えなしも。

 となるのですが、これが120円でOKってことです。

 柘植から加茂までは単線だったはずです、たしか。
 これがまた、レールの継ぎ目が多くて、まさにガタゴト列車でしてね……いにしえの風情横溢。乗り心地の悪さが愉しかったりする。いつも乗っている方たちはかなわんかもしれませんが。
 関係ないけど、ワタシが通っていたころの関学の学長が柘植という方でした。

 私の愉しみ方は、流れてゆく景色を見ながら酒と音楽――これです。つまり、オートバイの旅ではできないことを、ここではできる、やっちゃうわけですな。
 昼は弁当をひろげたり……。
 すべての列車にトイレ付いてますし、今は昔と違って停車中でも使用していいようですから、ビール好きも心配御無用。
 

Kosei58t
 ↑普段はエラソーかつゼイタクに、「秋鹿の純米が第一」などとホザいておるワタクシも、こういうときはやっぱりコレに限ります。
 それにしても、この風景への融合ぶり。この古びることのない秀抜なるデザイン、もとからそこにあるかのごとき存在感、夜よりゼッタイ昼が似合う、その陽気さ。フタがタッパーのようにピッタシ嵌るので、多少の揺れなどヘッチャラ。まさにパーフェクト。これぞ旅の相棒ナリ。
 湖西線にて。バックは比良山系。残雪わずか。
 

Ty58
 ↑山口智子サン。いつまでも魅力的ですな。芝居もうまいし。『ビリケン』なんかよかったですね~。ちょっとほしいな、この中吊り。
 

Window58
 ↑客車内って、意外に撮るものがない、その前に、撮りづらい……というわけで、こんなものを撮ってみた。これが窓の下部両端に付属しており、それぞれを同時に指でつまんでウンショと持ち上げる……のを親父がやってたなァ……。
 撮影場所はどこだっけか、よく憶えていない、草津から柘植のあいだだったような気がします。
 

Tlight58
 ↑これも、とりあえず、撮ってみたもの。今から思えば、信号の裏か? 奈良駅にて。


 鉄道ファンのひとたちはパシパシとなんやかんや撮ってましたけど、私は結局、10枚ほどしか撮れませんでしたワ。

【ひと口メモ】
 混雑状況については、私的経験では、京都から向こうは平日と土曜はすわれた。日曜は不明。
 柘植~加茂の車両は、休日は2両も、平日は1両編成なので、どっちにしてもまずまず混んでいる。またロングシート(というそうだ。通勤列車に導入されているやつです)ゆえ、すわったまま窓外の景色を見るには上体をひねりつづけなければならない。立っていたほうが愉しめる。
 いずれの乗り替えも、さほどタイトではなく、余裕あり。

【会計報告】
 電車賃120円+ワンカップ大関×2で約400円+コンビニ弁当と茶約500円=約1000円 (+自宅から大阪までの交通費)


 ここへさらに和歌山を組みこんだルートもあるらしいので、いずれやってみます。
 

 SONY α350
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
 SONY 135mm F2.8[T4.5] STF (SAL135F28)

 

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2009年1月26日 (月)

小樽 5 小樽ビール ― 北海道2008 その31

Otarubeer02258

 小樽ビール。
 味については賛否両論。
 私は好きだ。小樽に到着するとこれを飲む。沖縄だとオリオン一本に決めるのと同じ方針でもある。
 ここでビールをやりながら、旅の途中にしたためた手控帳を読みかえす。もう、テントを設営したり撤収したりしなくてよく、何十キロと走らなくていいのだ……。まるで湯温バッチリの浴槽につかっているような、とろけるようなひとときである。
 デジカメを導入してからは、帰宅後の現像を待たずして写真を見られるようにもなった。フィルムカメラの「帰ってからのお楽しみ」も捨てがたいのだが、ここで日記と写真をながめつつ、ニヤつくのも悪くない。
 ドンケル、ヴァイス、ピルスナーのほか、季節限定ビールなどもある。私が手を出すのはドンケルとヴァイス。写真はドンケル。

 思いきって書かせていただくが、ここの料理はお世辞にもうまいとは言えない。
 まず、ザワークラウトがヒジョーにまずい。これは困る。ポテフラも余計なスパイスがまぶしてあったりして、これまたまずいのである。
 もっとシンプルな、ざっかけなものがほしい。豚肉を塩胡椒だけで焼くなり炒めるなりしたやつとか、そんなのでいいのですが……。
 なんとかなりませんかネ。


※ターミナルにオートバイを停めてある。当然、それをフェリーの車両甲板まで自力で乗り入れなければらないわけだが、たとえ駐車場内でも酒気帯び運転となるらしいので要注意である。はやめに飲んでしまい、あとはターミナル内のベンチでグースカ寝てしまう。さいわい、出港は夜中なので時間はある。
 一度、寝こんでしまい、出航15分前に、フェリー会社の人にたたき起こされたことがあった……。今は目覚まし時計を耳元に置くようにしている。
  

 SONY α350
 SONY α50mm F1.4(SAL50F14)
 place: 小樽倉庫No.1

 

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2009年1月11日 (日)

オリオン・ビール - 八重山2008 その16

Orionbeer558
 

Orionbeer0258

 沖縄ではコレばかり飲んでいた。
 

 SONY α350
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
 place: 石垣島

 

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2008年12月22日 (月)

海の記憶

Yaeyamamemory03258

 どっかへ行くと、石ころや貝殻を拾うヘキがある。
 行く先々で拾っていてはポケットがふくらみすぎてしまうし、それを持ち帰ったところで、今度は机上がゴチャゴチャになってしまうから、印象に残ったところでだけ、こっそりポッケに入れることにしている。
 机の抽斗のなかや、スピーカーの上にはこんな石ころの類が転がっている。
 ちいさなタカラガイ一つで、こうして酒を呑むことができる。占い師の水晶玉ではないが、旅の記憶が映し出されるかのようだ。
 

 SONY α350
 TOKINA AT-X AF100mm F2.8 MACRO
 ※グラスは北一硝子(北海道小樽市)製

 

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2008年11月29日 (土)

present from my old friend - laphroaig 1/4 cask

Laphqc02581bw
 

30年来の友人が、(とあることに対する)「祝いに」と、ボトルを1本、くれた。
ラフロイグ・クォーターカスク。
すこし前にも、別の、これまた30年来の友人から酒をもらっている。
うれしいプレゼントだ。
二人ともオレの好みを知っているので、せっかくもらったのに持てあます、ということはない。

そのままいつまでも飾っておくようなことはしない。
呑んで初めて相手の気持ちをも受けとったことになる、と考える。
夜が更ける。
静かに栓をひねる。
「ども。いただきます……」
独り、酔う。
酒っていいナ……と思うのであります。
 

 SONY α350
 TOKINA AT-X AF100mm F2.8 MACRO
 ※グラスは《北一硝子》(北海道小樽市)製

 

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2008年10月17日 (金)

サッポロ・クラシック - 北海道2008 その5

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 サッポロがリリースしている北海道限定ビールである。同様のものとしては、ほかにアサヒが『北の職人』を出している。キリンも『北のきりん』というのを出していたが、今は姿を見ない。
 とにかく、北海道限定ビアの代表格が、このサッポロ・クラシックである。
 モルト100%。しかし、味はそれほど濃厚ではなく、苦味もほとほどにあり、コクも弱い。普通のビールと言っていい。店頭での値段も、キリン・ラガーなどと同額である場合が多い。
 うまさでは、サントリーのプレミアム・モルツやアサヒのプライム・タイムに一籌を輸するが、北海道気分をもっとも盛りあげてくれることで、このSCをはずすわけにはゆかぬ。
 心理的にも、このビールがもっともジンギスカンに合うように思えてならない。

 北海道滞在中は、毎夜1リットルから1.5リットルのビールを消費する。
 内訳は、サッポロ・クラシック50%、サントリー・プレミアムモルツ45%、アサヒ・プライムタイム5%といった感じか。
 エビスは最近うまいと感じない。
 ナントカドライなんて、あの銀色の缶を見ただけで飲む気がうせる(なんであんなまずそうなデザインの缶ビールがバカ売れするのか不思議だ。実際、まずいが……愛飲されている方スビバセンネ。好みの問題です)。

 北海道限定かどうかはわからないが、以前はビールの1リットル瓶(※たしかキリン)というのがあって、よく飲んだ。スクリューキャップがついていた。あれをラッパ飲みするのも愉しみだったが、今はないようである。

 そばに添えてあるドングリは飾りであり、このキャンプ地(国設白金野営場)にゴロゴロ落ちている。ツマミではないので念のため。
 それにしても、北でいただくビールはなぜうまいのか。
 いやもう、思い出すだけで……たまりませんですなあ。

 ビールのない北海道なんて。
 私には考えられない。

Scpm580


 SONY α350
 SONY α50mm F1.4
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
 place: 美瑛町白金野営場(上)、音別町憩いの森(下)

 

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2008年9月14日 (日)

薩摩紅 (本坊酒造株式会社)

Satsumab02

 酒屋で見かけ、感ずるところありて即買。紅芋&黒麹仕込みのイモ焼酎。南薩摩産さつまいも「紅薩摩(ぺにさつま)」使用の由。
 最近は従来のコガネセンガンのほか、焼芋でおなじみの紅イモを使った焼酎が出まわりはじめているらしい。
 強い甘味を期待したがそれはなく、優雅で涼やかだった。度数25も、ロックでちょうどいい。やや軟弱な印象もないではない。一升で2100円ほど。
 こういうのを好む人もいるだろうが、私はもっとイモくさいのがいい。たとえば『もぐら』なんてのはよかった。

 折しも、事故米だか汚染米だか偽装米だかの問題でえらいことになっている。
 そんなもんを売るのは言語道断である。とはいえ、買うほうにしても自分らでチェックするのがあたりまえではないのか? とくに今なお職人気質が生きつづけているものと信じていた酒蔵が、主原料の1つである米を相手まかせでノーチェックとは、正直なところ、偽装米そのものに対するのと同等の驚きを禁じえなかった。それだけで蔵元として失格だろう。
 
 事故米使用メーカーが一部公表されている。ちなみに、この『薩摩紅』の製造元である本坊酒造の名は含まれていない。そのHPにも、

この度、「三笠フーズ」による「非食用の事故米殻の不正規通米の回収について」報道がなされましたが、弊社は当該企業との取引は直接及び間接にも一切ございません。

ご安心いただき、引き続き弊社製品にご愛顧賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

とある。(※1行アケは原文ママ)

 今後、初めての銘柄を買う場合は、まずその蔵元のHPをチェックしてから……?


 SONY α350
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC

 

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2008年8月20日 (水)

机上の楽園

Tsukueworld570

 今宵、酔っぱらう。

 机の上で呑む。高校時代からの習慣だ。
 机の上に直置きでは味気ないので白木で台のようなものをつくり、雰囲気を変えている。
 なんとなくつまらぬ心境のときに、机の上をざっと片づけて酒の用意をする。
 とはいえ、ウィスキーのボトルは日ごろから机上にある。終日、アルコールが手放せないのではなく、ほかに適当な置き場所がないだけである。念のため。

 ステンドグラスランプを使う。
 酒は、今あるのは、ラフロイグとカリラ。どっちもアイラモルトだ。アイラには強い独特の香りがあるものだ。カリラはカスクストレングスというもので度数は高いがそれほど香りは強くない。写っていないが、マッカランもある。こちらは同じシングルモルトであるがアイラ島のものではない。
 その横でメタルな光を放っているのはサーモス(THERMOS)のマグだ。保温力抜群、アイスペイルとしてもきわめて優秀というスグレモノ。信じられぬほど氷が溶けない。バースプーンは底のほうのアイスを拾うのに使う。
 シングルモルトもロックで呑む。タブーとされている。関係ない。

 スピーカーはJBLのON TOUR。このサイズでこの音。文句なし。電池のモチもいい。
 プレーヤーはiPod nano。買ったばかりだ。ビックリなことに動画も見られる。世の中進みすぎている。そのうち映画の好きなシーンでも入れてみようか。
 今まではSONYのWALKMANだった。小型なのはいいが、ディスプレイが小さくて見にくく、しかも暗い。晴れの日は明るすぎて、日陰に移動しないと文字が見えない。また、曲探しに手間取る。ボタンも極小だ。指先でチチチチと押すのがひじょうにせこい感じがある。その点、このiPodはそのあたりも実によくできている。さすがは人気商品だ。
 とりあえず、これで音楽を鳴らす。旅の途上にいるような心地になる。今まで、もう何百泊もしたキャンプの夜のようだ。焚火がしたい。大声でうたいたくもなるが、やめたほうがいいだろう。
 河島英五を聴いている。『旅的途上』『時代おくれ』『ほろ酔いで』『酒と泪と男と女』が私的ベスト4。

 小皿のアテは、レーズンと麦チョコ。百均で仕入れた。オイルサーディンがほしいが、百均には売っていない。売っているところもあるが、イワシがおおぶりでまずい。
 黒いものがある。黒曜石だ。北海道の糠平(ぬかびら)で拾った。こういうものをグラスのそばに置いておくと、酒がうまくなる。
 中央の飴玉のようなのは20面サイコロ。とくに意味はない。これを転がしてナンバーズを当てたことがある。
 メモ帳とペン。翌日チェックすると書いた記憶がないことが記されていたりする。
 100円おにぎりがある。酔うと小腹がすく。最後に腹が減ったとき、食う。
 その隣が、宝物のジッポだ。しかし、今は禁煙中。
 グラスは小樽の《北一硝子》で買ったものだ。ムチャクチャ気に入っている。〝つらら〟というシリーズがあって、そのなかの一つだ。このオールドファッショングラスで1700円だった。安い。万が一、破損したら同じものを買うつもりでいる。

 やたらでかい家、広い部屋に住みたがる願望が理解できない。
 酒と音楽があればとりあえず生きられる。そんな者には机があればじゅうぶんだ。
 こう書くと、「メシは要らないのか?」とツッコんでくるやつがいる。ほぼ100%嫌われるタイプとみていい。
 せまいな、と思えばテント担いで広大なフィールドに出ていけばすむことだ。

 酔っているときのほうが、なぜかマメであったりする。こうしてカメラをもちだして、写真なんぞを撮ったりしている。

 そろそろチンボツタイムがやってきた。
 オニギリ食って、冷たい水を飲んで、みなさん、さようなら。


 SONY α350
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
 

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