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2010年7月 1日 (木)

the fool on the hill - 北海道 2010春

Bieisky035  
 

Bieisky015  
 

Bieisky025  
 
 美瑛の丘の上に立つ。
 空が動く。
 大岩のような雲が割れる。
 陽光が、背後の大雪や十勝を照射する。
 ものすごい迫力だ。
 怖い。
 私は意味不明なうなり声をもらす。
 
 空が咆哮した。

 ………………
 
 ここ、美瑛に来ると、かならず頭のなかで流れだすのがこの曲。
 ビートルズの曲のなかでも、とりわけ好きなナンバーの一つです。


 『ザ・フール・オン・ザ・ヒル』  詞・曲 / ポール&ジョン  歌 / ポール
 
  男が一人。
  いつも丘の上で、あぐらをかいている。
  ヘラヘラした笑みを浮かべている。
  だれにも相手にされない。
  「ただのアホ」とさげすまれている。
 (あのトシでまだキャンプ・ツーリングなんて、と。)
 (あいつが活き活きしているのは休みの日だけだ、と。)
 (ヨメハンもあきれているようだ、と。)
  男は聞き流す。

  丘上の〝アホ〟は、ただ夕陽をながめているように見える。
  実は、頭のなかでは別の目を光らせている。
  それはめまぐるしく回転する世界を追いつづけている。
 
  アホは雲に頭を突っこむことがある。
  さまざまに声音を変えて、なにやら叫びまくる。
  アホが叫ぶ姿を見た者はなく、その声を聴いた者もない。
  それでも、アホは気にしていないようである。
 
  アホは嫌われ者らしい。
  「あいつがやることなんて、たかがしれてる」と見切られている。
  アホは感情をおもてに出さない。
  
  アホは外野の雑音に耳をかさない。
  しかし、アホは知っている。
  どっちがホンマのアホなのかを。
  自分が好かれていないことくらい先刻承知だ。

  アホは夕陽をながめる。
  その心眼は回る世界を追いつづける。
 
 
              ――強引訳: fefefe  ※( )内は、原詩にはありません。
 
 
 
 

 SONY α350
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
 place: 三愛の丘(北海道美瑛町)

 

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コメント

好きな写真です。
見た瞬間に好きと思う感情は 
過去の経験がそういう気持ちを起こさせるのでしょうか?

人も見た瞬間に好き。
よく言う 「人目ぼれ」をしてみたい今日この頃です(笑

投稿: 旅の人 | 2010年7月 4日 (日) 14:00

旅の人さん、まいど。

親の影響とかあるんやないでしょうかね。
あるいは、いわゆる、DNAにインプットされている、ってやつかも。
わからないなァ……こればかりは(笑)

ともかく、自分が「好き」という、その感性を信じること……これは大事やと思いますね。

ちなみにワタシはしょっちゅう人に惚れてますな……。あとでガッカリってことも多少あるけれど(笑)

投稿: fefefe | 2010年7月 5日 (月) 07:21

‘空が動く’ いいですねぇ。

「フィールド・オブ・ドリームス」とも関連して思うのですが、夢や衝動にとても強く突き動かされて生きている人は、そうではない人々からアホ呼ばわりされる、そんなものかもしれません。

ただし、一人だけでもいいから理解者は欲しいかなっと、カッコつけきれない私は思う(笑

投稿: 庵主 | 2010年7月14日 (水) 16:59

庵主さん、まいど。

まァ、政界を見ればわかりますわな。
まともなこと言ってたら変人あつかい。夢よりカネのようで。

美瑛の丘に、観覧車が建ちました。
屋上屋を架す、って、昔の人は実にうまいことを言ったもんです。
ほんとうの愚か者になっちゃイカンですな……と、自戒をこめて(笑)

投稿: fefefe | 2010年7月15日 (木) 07:28

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