血統信ずべし、信ずべからず - 三代目オイストラフの無伴奏
J. S. バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲 BWV1001-1006
J. S. Bach: 6 Sonatas and Partitas for violin solo, BWV1001-1006
ヴァレリー・オイストラフ(ヴァイオリン)
Valery Oistrakh (vn)
( MUSICOM CD-020717 CD-GERMANY )
興味津々のバッハ無伴奏ヴァイオリン全曲盤が登場。
イーゴリ・オイストラフの息子、つまりダヴィド・オイストラフの孫であるヴァレリー・オイストラフがバッハの無伴奏全曲をレコーディングした。
父も祖父も、バッハ無伴奏の録音は全6曲のうち第1ソナタ1曲しか残していない。
父も祖父もやらなかったこと、やってくれなかったことを、三代目がやってくれたのである。
(※ご存じない方のために記すと、ダヴィド・オイストラフという人は、昔の、とにかくムチャクチャ有名なヴァイオリン奏者です。)
子孫とはいっても、別の人格であるのは当然のことながら、だがもし、この音楽のなかに血のささやきがふくまれているとすれば……などと想像するのは愉快なことではあるまいか。
競馬好きだった菊池寛の言葉にこんなのがある。
「血統信ずべし、信ずべからず」
さて、この演奏を聴いたあなたはどう思われるでしょうか?
【シャコンヌ狂時代】→ ●
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