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2010年3月10日 (水)

ベートーヴェン 交響曲第7番

Furtbee7432

ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調作品92
Beethoven: Symphony No.7 in A major, Op. 92

 フルトヴェングラー / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ( 1943 live )
  Whilhelm Furtwängler / Berliner Philharmoniker
   ( MELODIYA M10-49727  LP-USSR )
 


 『のだめ』効果でこの曲が脚光を浴びているようである。
 私的には映画『未来惑星ザルドス』が思い出されるが……。

 どれが、なにがいいかとなれば、ノータイムで、フルトヴェングラーが戦時下、ベルリン・フィルハーモニーを振った演奏を挙げる。
 これは、ひょっとすると、フルトヴェングラーによる数多の名演奏のなかでも、もっとも心のこもったものではなかろうか。

 第1楽章の冒頭のすさまじい一撃からして、人間業を超えている。
 第2楽章については、これ以上のものはもちろん、これにちかいものすら聴いたことがない。私は戦争を体験していないので、当時の状況を想像するしかないが、もし演奏会場にいたら、泣きくずれているかもしれない。ディスクを通して得られる究極の感動と言っていい。

 カルロス・クライバー、テンシュテット、セル、トスカニーニ、ベーム……たしかに、どれもいい。それでも、このフルトヴェングラー盤には遠くおよばない。

 手許には、古い東芝LP、仏フルトヴェングラー協会CD、メロディアLPの3種がある。このうちではメロディア盤が一番音がいい。

 

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