ベートーヴェン 交響曲第7番
ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調作品92
Beethoven: Symphony No.7 in A major, Op. 92
フルトヴェングラー / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ( 1943 live )
Whilhelm Furtwängler / Berliner Philharmoniker
( MELODIYA M10-49727 LP-USSR )
『のだめ』効果でこの曲が脚光を浴びているようである。
私的には映画『未来惑星ザルドス』が思い出されるが……。
どれが、なにがいいかとなれば、ノータイムで、フルトヴェングラーが戦時下、ベルリン・フィルハーモニーを振った演奏を挙げる。
これは、ひょっとすると、フルトヴェングラーによる数多の名演奏のなかでも、もっとも心のこもったものではなかろうか。
第1楽章の冒頭のすさまじい一撃からして、人間業を超えている。
第2楽章については、これ以上のものはもちろん、これにちかいものすら聴いたことがない。私は戦争を体験していないので、当時の状況を想像するしかないが、もし演奏会場にいたら、泣きくずれているかもしれない。ディスクを通して得られる究極の感動と言っていい。
カルロス・クライバー、テンシュテット、セル、トスカニーニ、ベーム……たしかに、どれもいい。それでも、このフルトヴェングラー盤には遠くおよばない。
手許には、古い東芝LP、仏フルトヴェングラー協会CD、メロディアLPの3種がある。このうちではメロディア盤が一番音がいい。
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