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2010年2月22日 (月)

樫本大進のバッハ無伴奏ヴァイオリン・リサイタル

Daishin5 

 ベルリン・フィルハーモニーのコンサート・マスター就任が内定しているという樫本大進のリサイタルを聴いた。
 
 オール・バッハ、それも無伴奏のみということで食指が動き、チケット発売と同時に電話をつかんで良席ゲット。期待はふくらんだ。
 場所は大阪の《ザ・シンフォニーホール》、客入りは上々。曲目は次のとおり。※なお曲順に変更あり。当初の予定では②→①→③。

  ①無伴奏ソナタ第2番
  ②無伴奏パルティータ第3番
  (休憩20分)
  ③無伴奏パルティータ第2番
  ④無伴奏ソナタ第3番~第3楽章ラルゴ(アンコール)
 
 
 あまり批判はしたくない。となると、記すことはすくなくならざるをえない。
 3曲+アンコールとも、残念ながら私には、心惹かれるような演奏ではなかった。内容にとどまらず、技術的にも不満が残った。
 一期一会のライヴの場合、こっちの当日の体調も感銘度に影響してくる。試みに、帰りの電車のなかで、iPodに入れていた五嶋みどりの弾く第2ソナタを聴いてみた。私が現時点で同曲最高の演奏と考えているものだ。これでダメなら、この日の自分こそが不調……と納得のしようもあろう。ところが、むしろ、いつも以上に魅力的に響いてきたのである。さっき聴いた樫本の演奏とはかなりの差があるようだ……。
 
 本調子ではなかったのだろう。
 あるいはただ、私に合わなかっただけなのかもしれぬ。
 とにかく、「あの内容で5000円は高い」と私的には感じた。せめてネタにさせていただきます。スミマセン。
 

 SONY α350
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
 
 

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コメント

fefefeさん ご無沙汰してます。

私のサイトも覗いて下さるfefefeさんなので、弁解がしたくて……。
自分がしっかり聴いていて、自分のものさしがある曲にかぎり載せるように注意します。樫本大進は疑問符です、演奏会のあとブラームスのコンチェルトのCDを聴いてそう思いました。

思えば、バッハの無伴奏が縁でfefefeさんを存知上げるようになりました。樫本は聴いてないですが、fefefeさんがそうおっしゃると、私が掲示板で持ち上げたのが、「耳がない」結果と忸怩たる思いです。

救いは、五嶋みどりは、やっぱりfefefeさんも間違いなく「ほんまもん」とおっしゃるので、わずかに自信を取り戻しました。

投稿: miccha | 2010年2月22日 (月) 08:40

micchaさん、どうも。

いえ、これはこの日にかぎっての言及で、樫本大進という音楽家を否定するものではありません。
人間ですから、好不調、得手不得手があるでしょうしね。それをひと晩だけの演奏会聴いただけで、「あいつはアカン」と決めつけてしまうのはムチャクチャというものでしょう。

この記事を書いたあと、よそさまのブログ等を拝見してみましたが、おおかた好意的な感想がならんでいます。それらについても、否定するつもりはまったくないです。むしろこうした場合、感動できなかった自分を恨むしかない。同じお金を払ってるんだから、愉しめた人のほうがトクに決まってますからね(笑)

私は批評家ではないので、あらゆるコンサートにおいて、ケチをつけるのではなく、むしろ「感動しよう」、わかりやすくいえば、「モト取ったるデ」(笑)という姿勢でシートにすわってんですがねえ……この日のバッハはダメだった。悪いという意味ではなく、響いてこなかったんです。
残念無念。

投稿: fefefe | 2010年2月22日 (月) 18:00

こんばんは。
演奏会であまり感動できなかった時って、なんだか割り切れないですよね。

演奏が悪いのかな?自分が悪いのかな?
いや、それにしてもあれはないやろ~
でも、自分がNoと感じたところにこだわりすぎてるのかな?
鬱々・・・。

いろいろ聞き込んで自分の好みがはっきりしてくるのは楽しいけれど、
その分、感動できる機会も減っちゃいますね。
ことに実演はリスキー(p_-)
だからといって気に入ったものだけ聞いていると世界が狭くなるし。

自分の好みと違ったものを聞いて、思いがけず感じるものがあった時、
(時にいくばくかの悔しさも感じつつ)なんだか嬉しくなります。

あまり気に入らなかった演奏でも、
時間が経って別のシチュエーションでふと耳にした時、
あれ、意外とええやん♪ 音のキレが♪ 
とか思えると幸せです。

投稿: エーネスファン | 2010年2月22日 (月) 22:25

エーネスファンさん、どうも。ひさしぶり。

ディスクですとね、「アウト!」……とそのままにしてたのが、数年後に聴いたら、「おや?」と思うことはままありますけど、ナマは再生ききませんからねえ。

私はライヴでは、かなり寛容な聴き手だと自負してます。「あの音はずした!」とかそんなちいさなことをいちいち指摘したりしませんしね。
コンサートがちかづくと、プログラムと同じ曲はいっさい聴かん。前日は酒も抜く。その心は――両者とも頭に「残る」とこまる(笑)
それでも、(私的には)ウーンと首をかしげてしまうことがある。今回なんかそうですな。
しかたないといえばしかたないし、あたりまえのことといえば、あたりまえのことですね。

樫本氏の無伴奏ディスクが出たら買いますよ。そこで「おや?」となればいいと思っておる次第です。

投稿: fefefe | 2010年2月23日 (火) 08:27

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