RCサクセション 『トランジスタ・ラジオ』 - 追悼 忌野清志郎
〈以下は、本館に保管していた雑文の再掲載です。〉
♪WOO 授業をサボッて
陽のあたる場所に いたんだよ
寝ころんでたのさ 屋上で
たばこのけむり とても青くて
内ポケットに いつも
トランジスタ・ラジオ
――詞・曲 / 忌野清志郎 G.1,238, 471 編 / RCサクセション
……………………
中学生か高校生らしき少年が、退屈な授業をすっぽかしてラジオを聴いている。それも国内の放送ではなく、海外放送のようである。最新のロックに夢中なのだ。はやいとこ、こんな学校出て……と大きな夢を思い描いているとも想像される。で、音楽に集中しているかと思えば、ちゃっかり彼女のことを思い浮かべたりもする。
「今から××(※教師の名)やな、天気もええし……やめとこか」
そんなことをほざき、ツレと学校を抜け出す。喫茶店に行こうにもカネがない。で、缶ジュース買って、校庭の隅とか、近所の公園のベンチで、クソ生意気にもタバコ吸いながらチンタラする。そんな経験はだれにもあるにちがいない。
青春をテーマにした唄はたくさんあるが、どれにもこれにも、大なり小なりつくりものくささがあるものだ。その点、『トランジスタ・ラジオ』は自然そのもので、違和感がなく、まさに着古した学生服のようなフィット感があった。
私にとって、不滅の青春ソングである。ラジオといえば夜、と思いがちなところ、この唄は真っ昼間からラジオときた。そこもいい感じ。
『トランジスタ・ラジオ』を、私の〝不滅の青春ソング〟と書いた。
すぐれたミュージシャンはすくなくない。だが、そんな唄を残してくれるやつなんて、そうしばしば現れるものではない。
キヨシローが燃えつきた。
酒だ。酒しかない……。
RC SUCCESSION: 『トランジスタ・ラジオ』 ( 1980 )
(Kitty RECORDS 7DK 7002 EP)
SONY α350
SONY α50mm F1.4(SAL50F14)
TOKINA AT-X AF100mm F2.8 MACRO
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コメント
心底から冥福を祈ります
ロックのミュージシャンでは数少ない好きな奴
音楽もだが彼の人間性が好きや
今夜は唯一映像(俺が持ってる)「帰れない二人」
を見て酒飲むわ。
投稿: siroika | 2009年5月 3日 (日) 14:10
siroikaさん、どうも。
同感ですなあ。
東芝とか、静岡の教育委員会とかとケンカしたり、なんか気骨を感じたなァ……。
反面、繊細な唄つくってましたしね。
そろそろ次回の大野山、計画せなアカンですね。
投稿: fefefe | 2009年5月 3日 (日) 14:32
私も好きでした。
訃報を聞いて、いろんなことを思い返しました。
FeFeFe's Barを読んで、こうして書き込めることで、少し落ち着きます。
ありがとうございます。
投稿: 庵主 | 2009年5月 3日 (日) 16:40
庵主さん、どうも。
RCは、私にとってはモロにリアルタイムでして、そろそろ周りがクルマをもつようになり、ウォークマンが登場、また街中にはレンタル屋が……という時代です。そんなこんなで、カーステ&ウォークマンでどっぷりでした。
もっぱらカセットだったんで、盤でもってるのは、この『トランジスタ・ラジオ』と『い・け・な・いルージュマジック』くらいですけどね……。
また、中古漁りをしてみようか、と考えてます。
投稿: fefefe | 2009年5月 6日 (水) 09:38