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2009年4月18日 (土)

『サントリークォータリー』休刊

 サントリーの広報誌、『サントリークォータリー』が休刊するという記事に接し、なんとなくビールが飲みたくなった。
 実際、飲みましたけどね、ヤキトリの缶詰で。
 休刊とはいいますが、どうなんでしょうね、再出発したら、名前は変わるでしょうな、たぶん……。

 書かせてもらったことがあるんです。2回だけですけどね。
 その1回目の仕事で、生まれて初めて沖縄に行った。
 なにしろ、ワタシはそれまで、47都道府県のうち、唯一沖縄だけを踏んでいなかった。ことさらに印象深いんですな。
 ワタクシごときに話がきて、しかも校了までそれほど日がない。「ドタキャンでもありましたか?」と訊き返したのを今でもよう憶えてますよ。

 その次の仕事のとき、衝撃的なよろこびがあった。
 ちょうど来日中だったか、直前だったかの、ウィーン・フィルの公演チケットをくださった。唐突にくださったんです。サントリーは文化事業に力入れてましたから、ウィーン・フィルとも関わりがあったんですね。

 「秋山さん、クラシック、好きですよね?」「ええ、まあ……」「ウィーン・フィルのチケット、あるんですけど、よかったらどうですか?」「いくらですかね?」「いえ、プレゼントです」

 あんなこと、もうないでしょうな。それにしても、あれはうれしかったねえ。なんでワタシがクラシック・ファンというのを知ってはったんやろか。沖縄取材のときに、そんなことをしゃべったのかもしれませんですね。
 指揮はリッカルド・ムーティ。ショスタコーヴィチの『第5』とシューマンの『第2』をやった。ムーティは、羽賀研二に似ており、愛想のない男でしたが、シューマンはなかなかよかったです。
 ワタシにはそれ以前に、クライバー&ウィーン・フィルのチケットを押さえておきながら、クライバーが急病、来日とりやめになり(※代打シノーポリ)払い戻した――という経験がありましたから、とにかく、ウィーン・フィルを聴けたのがうれしかった。

 まァ、そんなことよりもね、とにかく気持ちのいい人たちと仕事ができた、ワタシにはそれが忘れられないんです。
 2回のおつきあいで、なにか、私がやった仕事以上のものをもらった気がしますね。
 だからというわけでもないが、自分で買って飲むビールは、サントリーのプレミアム・モルツと決めている。

 お世話になったUさん、Yさん、その後退社されたらしいけど、お元気でしょうか。カメラマンのSさんもどないしてはるかなァ……。

 なんか、遠い昔のことのようです。
 最近、さびしいこと、目につくな……フェスティバルホールとか。
 トシ食ったんでしょうね、それなりに。
 

Sq03  

 SONY α350
 SONY α50mm F1.4(SAL50F14)
 ※新聞は《朝日新聞》


 【シャコンヌ狂時代】 イゾルデ・メンゲス ( M )

 

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