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2009年1月 9日 (金)

らうめん青葉 - 北海道2008 その24

Aoba580

 この10年以上、最後は『青葉』のらうめんを食って、北海道を締めくくることになっている。
 水曜か木曜が休みで、運悪く最終日が、その日に当たったり、臨時休業の日に当たったりしたこともあるが、ともかく、ここのらうめんを食い、フェリー乗り場へ向かうことになる。
 一度、休みにぶつかり、しかたなく近くの『山頭火』という店に入ってみたら、私以外に客がいないのに、「端に詰めてすわれ」と言われ、そのふんぞり返った態度にキレそうになった。味もまったく好みに合わなかった。そんなこともあって、ますます他店に行くのがおっくうになり、今や『青葉』一本だ。

 北海道の最終日はかならず富良野~美瑛~旭川ラインのどこかへ幕営するならわしであり、今回は上富良野だった。旭川の『青葉』まで30キロくらいだろうか。
 富良野を起点とすると、旭川はフェリーターミナルのある小樽とは逆方向と言っていい。ラーメン一杯のために50キロ以上の寄り道になるわけだが、実はここ数年、だんだんそれだけの価値があるのか疑問に思いはじめている。

 もちろん、『青葉』のらうめんは今でもおいしい。が、最近こちらの舌がなじんでしまったのか、あの魚節系のだしの風味が弱まり、深みが減じた印象をぬぐいきれない。
 らうめん一杯750円という値段も微妙で、そう思えるのも、私自身がその味にもの足りなさを感じはじめているからのようである。
 10年前には、マスターに大阪のラーメン店のことについてたずねられ(※私はくわしくないので、ロクな応答ができなかった)、それをきっかけに雑談をするようなこともあった。
 今はいそがしすぎて、そういうこともやりにくくなっているように見受けられるが、これはたまたまそういう時間帯に踏みこんだせいかもしれない。

 以前、5月の寒い時期に食ったのが一番印象に残っている。だしの表面にラードを浮かべてあり、その層が保温効果を発揮するらしく、らうめん本体が冷めにくい。またラードそれ自体がひじょうに熱いこともあって、うれしいくらいに身体があたたまったものだ。

 断然、醤油を推す。
 塩の評判も上々のようだが、私は一度きりでやめた。大盛りもやめたほうがいい。基本的に麺の増量となるが、そのぶんそれにまとわりついた水分も投入されることになり、だしが薄まってしまうからである。


 SONY α350
 SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC
 place: らうめん『青葉』(旭川市)

 

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